「みんなの顔が見える集会でした」 校長 二瓶 明紀 5月に入り、暖かな日差しが届く日も多くなってきました。グラウンドの整地も終わり、外で走り回る子どもたちの姿を見ることができます。4月末に行った保護者面談やPTA活動についての承認など大変ありがとうございました。5月8日から新型コロナが5類感染症に移行となり学校の対策も変わってきています。感染や不安などがありましたら学校まで連絡をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
5月12日には、体育館で全校児童が集まった「1年生を迎える会」が行われました。リモートでしばらく行われていましたが、みんなが集まって行うよさを改めて感じる会でした。2年生は、1年生と一緒に輪くぐり遊びを行いました。最後にみんなで『大成功』って声を合わせるの素敵でした。踊りながら入場した3年生は、会場から大きな手拍子がありました。心のこもったプレゼントを用意してくれた4年生、学校行事をコミカルに紹介してくれた5年生、会場づくりや先生紹介をしてくれた6年生、そして、1年生のダンスも1ヶ月前の姿とは違ったキラキラものでした。この一体感がつくりだす雰囲気と成就感を大事にしながら教育活動を進めていこうと考えています。
さて、校庭にも町の中にもタンポポの絨毯が広がっています。2年生の国語では、『たんぽぽのちえ』という説明文があります。自然の中で生息するタンポポの知恵を読み取る学習です。そんなタンポポですが、街中で見られるものはそのほとんどが「西洋タンポポ」と呼ばれるものです。それに対して「日本タンポポ」というものをご存知でしょうか。西洋タンポポが外来種もしくは在来種との交雑種と言われていますが、日本タンポポは在来種です。私は「エゾタンポポ」という名前の方がしっくりとくるのですが…。両者の違いは、花の下にある総苞片という花を包むところが閉じているか反り返っているかで見分けられます。また、「西洋タンポポ」は1年中発芽するのに対して「日本タンポポ」は春にしか発芽しません。なかなか見つけにくいのですが、実はこの日本タンポポ、鳥取小学校のまわりにあるのです。昨年も今年もしっかりと咲いています。私だけでしょうけど毎春こっそりテンションがあがっています。春にしか見ることができないので、校門付近を散策してみてください。
また、15日には交通安全指導を行いました。暖かくなると自転車などでの行動範囲が広がります。歩道での乗り方や歩道のない道での乗り方、スピードの出し過ぎや飛び出しなど家庭でも十分注意していただきたいと思います。そして4月より、ヘルメット着用が努力義務化されました。安全面のためできるだけ着用するようにしてください。6月もどうぞよろしくお願いいたします。