北海道釧路北陽高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。校長の鈴木亮介です。
本校は、昭和32年に開校した、全日制普通科15学級の釧路市立高等学校です。
「どのような学習者であってほしいのか」
〇 探究する人
知的好奇心を大事にし、探究するスキルを身に付け、自分で自分の学びを組み立て、熱意をもって学び、生涯を通じて学ぶ喜びを持ち続ける人
〇 コミュニケーションができる人
複数の言語や様々な方法を用いて、自信をもって創造的に自分自身を表現するとともに、他の人々や他の集団の見方や考え方に注意深く耳を傾け、効果的に協力し合う人
〇 心を開く人
自分たちの価値観や文化の真価を正しく受け止めると同時に、他の人々の価値観や文化の真価もまた正しく受け止め、多様な視点を求め、尊重し、他の人々の生活や私たちを取り巻く世界を良くするために行動する人
〇 挑戦する人
不確実な事態に対し、熟慮と決断力をもって向き合い、一人で、または、他者と協力して新しい考えや方法を探究し、変化を恐れず、アイディアを巡らせながら、リスクに立ち向かう人
「私たちのミッションは何か」
現代社会を見てみると、生成AIをはじめとするデジタル技術が劇的に進展し、明るくも、変化の激しい未来を感じさせます。
一方で、分断と対立による差別や紛争、気候変動が引き起こす自然災害の脅威、拡大する経済格差など、深刻な課題が私たちを取り囲んでいることも事実です。地域社会においても、深刻さを増す少子高齢化と人口減少、釧路市において想定される日本海溝・千島海溝型地震等の災害など、様々な課題があります。
このような課題に向き合い、解決していかなければ、地域社会のみならず、世界はより深刻な状況となってしまいます。今こそ、知見を適切に用い、他者と協働しながら、よりよい社会を創るため、課題に積極果敢に挑戦する「良心の実践者」が必要であると、私たちは考えます。
各教科や総合的な探究の時間、行事等の特別活動、また、奉仕活動や部活動等の課外活動も含め、学校が提供し得る、あらゆる機会を通じて、私たちの生徒を上記「私たちが願う学習者」に発展、成熟させ、より良い世界を築くことに貢献できる国際的な視野をもった人材を育成する。このことを、私たちのミッションとします。意欲あるみなさんの入学を期待します。
保護者や地域、同窓の皆様、ホームページをご覧の皆様には、今後とも、本校の教育活動にご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
北海道釧路北陽高等学校長 鈴 木 亮 介
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