会長挨拶

会 長 挨 拶

釧路地方国際理解教育研究会

会 長   濟 藤 和 彦

(釧路市立共栄小学校校長)


 当会は、昭和58年(1983年)に発足し、以来、約40年近く経ちましたが、その間に全道規模の研究大会を3回、全国規模の研究大会を1回開催するなど、道内の他地区と比較してもひけを取らない実績を積み上げてきました。これもひとえに当会の活動に賛同し、加入、協力いただいた会員の皆様のお力添えの賜だと感じています。

 さらに当会としては、令和4年度に第43回北海道国際理解教育研究大会釧路大会を主催する予定となっています。ここ数年、当会も若い先生方の加入が増え、新たな風を感じているところですが、全道大会を主催するとなると、まだまだ十分な会員数とはいえません。今後より一層、当会の活動の周知を図り、国際理解教育に関心がある会員が増えていくよう活動を進めていきたいと考えています。

 さて、小学校においては、いよいよ次年度より新学習指導要領の本格的な実施を迎えます。とりわけ、私たちが取り組んでいる国際理解教育においては、グローバル社会で活躍する人材の育成に重点が置かれています。内閣府が平成29年に発表した「子供・若者白書」の第6章第1節「グローバル社会で活躍する人材の育成」では、6点にわたっての提言がされています。その1つ目として挙げられていることは、「自国の伝統・文化への理解促進等」です。併せて「外国語教育の推進」や「国際交流活動」も提言として挙げられており、いずれも当会がこれまで学校教育の場や生涯学習の場において取り組んできたことであり、会としての方向性が確かなものであったことが示されたといえるでしょう。

 当会の特色は、他の研究会と同じく国際理解教育の推進について研究部を中核として授業改善に取り組んでいることのみならず、国際交流部を中心として、生涯学習の場においても国際理解教育の活動に取り組んでいることが挙げられるでしょう。また、併せて在外教育施設への派遣を希望する先生方への情報提供やサポートの実施などの取組は、当会ならではの活動として挙げられると思います。

 今後は、令和4年度に主催することになる全道大会に向け、「いつでも、どこでも、だれでも、むりなく」という本会の基本姿勢を大切にしつつ、グローバル社会で活躍する人材の育成のため、会員の資質を高める活動に取り組んでいきたいと思います。今後も、当会の活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。