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1.昨年度の学力向上に向けた取組の成果と課題

【成 果】
・「対話」と「振り返り」を視点とした授業改革を推進してきた。児童が主体的に学びを進めようとする意識の高まりと、教師が対話や振り返り場面を意図的かつ効果的に位置づける授業がどの教科でも多く見られた。
・日頃から対話と振り返りを重視した授業実践を積み重ねることで、児童自身が見通しを持ち、授業前後での自分の変容を自覚しながら学びを深めることができていた。
・既習事項の学び直しの場として自由に取ることができる学習プリントを設置したり、チャレンジテストやフォローアップ問題を繰り返し解いたりすることで、定着度が少しずつ高まってきた。

【課 題】
・対話と振り返りの場面をただ漫然と位置づけるのではなく、授業の狙いや視点に即した内容や方法、教師の働きかけ、より効果的な場面設定等を十分に吟味して授業に臨むことが必要である。また、個々の思考の深まりだけではなく、それをいかに全体の学びの深まりにつなげていくかをさらに工夫していく。
・基礎学力の理解や定着が十分でない児童が多く見られた学年があった。習熟度別少人数指導やTT指導、補充学習、家庭学習の取組等、児童の実態や学習状況に合わせた手立てをさらに進めていくとともに、日常の授業における児童の理解度や達成感を高められるよう授業改善を図る。
 

2.今年度の学力向上に向けた取組計画

(1)学力向上推進の重点
○「対話・振り返り」を生かした、授業実践の工夫と改善(研修と連動した、日常的な授業改善と深化)
○学校全体として統一した学習規律の継続的・計画的な指導の充実(「徹底」から「一貫」へ)
○家庭での学習習慣・生活習慣向上のための取組と啓発

(2)学力調査における下位層の力を伸ばすための学校全体での具体的な取組
○放課後の学習支援(ステップアップタイム)の実施
 3・4年生で前学年の学習内容が十分定着していない児童を対象として、木曜時程日の放課後に算数の補充学習を行う。6月~1月の期間、計10回(4年生は5回)実施する。前学年の基礎内容や理解定着が不十分な内容を重点的に復習する。担任が中心となるが、低学年担任や7学年を配置し、複数で手厚く指導できる体制を整える。
○習熟度別少人数指導の実施・充実(基礎コースにおける学習展開の工夫)
○長期休業中の学習サポートにおける、下位層児童のための補充学習コースの設置

(3)学力調査における中位・上位層の力を伸ばすための学校全体での具体的な取組
○習熟度別少人数指導における、標準・発展コースの指導の工夫と充実
 児童相互の学び合いを重視した授業を展開し、基礎基本の定着の後で発展的な学習を取り入れるようにする。適用問題を終えた児童は自主的に補充・発展問題に取り組むことができるような学習環境を整備する。
○あらゆる種類の活用問題に触れることができるように、玄関ロビーの自主学習コーナーの活用方法をさらに改善していく。

(4)取組計画 *「釧路市学校改善プラン」における具体的な3つの視点に基づく年間計画
     取 組 内 容
<視点1>
授業づくり
○「対話・振り返り」を生かした、授業実践の工夫と改善(研修3年次)
○算数の習熟度別少人数指導をさらに改善・充実させ、グループの実態に応じたより効果的な授業構成や展開を工夫する。
○チャレンジテストやフォローアップ問題、全国学力・学習状況調査、標準学力検査などの過去問題を積極的に活用し、思考力・判断力・活用力の育成を目指す。
○適切な進度調整と時数管理を心掛け、見通しを持った単元計画や綿密な授業準備を徹底する。また、日常的な授業観察と交流を適宜行い、学校全体として授業力の向上を目指していく。
○全国学力・学習状況調査、釧路市標準学力検査において、すべての学年・学級で全国平均もしくは目標値以上の正答率を目指す。
<視点2>
環境づくり
○学習規律「鳥西小の心得」について、学校全体で統一した継続的・計画的な指導を徹底する。また、児童自身が「鳥西小の心得」を強く意識して生活できるよう、月末に重点目標を自己評価する場を設ける。
○日常的に学びに触れることができる学習環境の整備と充実。
○放課後の学習支援(ステップアップタイム)の改善と実施。
○長期休業中の学習サポートにおける、補充学習コースの設置。
<視点3>
習慣づくり
○生活リズムチェックシートの取組(年3回)による、家庭における生活習慣の改善と向上。
○家庭学習の手引きを全校配布し、家庭における学習習慣の改善と向上を目指していく。家庭学習の方法がわからない児童に対しては、家庭学習コーナーへの掲示や家庭学習ノートの交流を通して、学年の実態に合ったいろいろな家庭学習の方法や内容を知らせていく。
○「学年×10分+10分の家庭学習に取り組んでいる」の達成率90%以上を目指す。
○「くしろっ子 共に育てる10か条」の啓発。

(5)昨年度の成果と課題、今年度の学力向上推進の重点を踏まえた各学年の具体的な取組
 【国 語】
【算数・数学】
1学年
【目標】
・時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を読む力を育てる。
【取組】
・物語や説明文教材は、挿絵や問いかけ分をもとにしながら、題材全体の流れをつかめるように指導する。
【目標】
・数や量、図形についての感覚を豊かにする。
・正しく加減計算をする力を育てる。
【取組】
・具体物や半具体物を使って10の合成分解を確実にする。
・量感や図形は具体物を通して指導する。
2学年
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・読解力をつけるため、読み取りプリント等を活用する。
・書く活動(ふり返り、日記)を計画的に取り入れ、苦手感をなくす。
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・筆算、かけ算九九の基本がしっかりと身につくよう、反復練習を大切にする。
・文章問題を作ったり、解いたりする学習を適宜取り入れる。
3学年
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・音読活動を重視し、言葉の意味やイメージを持つことができるようにする。
・問題文が意図していることを正しくつかむよう、気をつけて読むことを大事にしていく。
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・定着習熟のための練習場面を増やす。(補充問題やドリルの活用、宿題プリントや教科書問題の解き直しの取組)
4学年
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・音読練習やペア、グループでの対話の充実により、内容を読み取る力をつける。
・漢字の習熟のため、反復練習と小テストを継続する。
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・習熟度別少人数指導で、グループの実態に即したより分かりやすい授業展開を工夫する。
・朝学習や家庭学習等で計算の反復練習を行い、理解や定着につなげる。
5学年
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・授業の終末に行う「ふり返り」を簡潔にノートへ書き記すことができるよう具体的な言葉を例示し、書くことを繰り返すことで表現力を高める。
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・授業で学習した内容をその日に家庭で復習できるように繰り返し計算ドリルを全員が購入し、翌日にノートを提出するようにし、授業と家庭学習につながりを持たせる。
6学年
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・書く(特に漢字、言語事項)の定着に格差が見られるため、基礎問題に繰り返し取り組む。
【目標】
・釧路市標準学力検査において、目標値以上の正答率を目指す。
【取組】
・根拠を明確にして記述する力を高めるため、記述問題(過去問題などを活用)に取り組む。
 

4. 1学期末問題の活用による指導の改善・充実のための取組

【「ほっかいどうチャレンジテスト1 学期末問題」や「学期末テスト」などから見られる成果と課題】
【学校全体の取組】
 【成果】
 教務でチャレンジテストの結果を集約して各学年で見られた課題について周知し、学期中や夏休みサポート学習の中で重点的に復習する時間を設定した。
 【課題】
 課題が見られる内容について、例年同じ傾向が見られる。当該学年だけではなく、隣接学年や学校全体の課題を捉え、日々の授業に生かすよう発信していく。
【今後の取組】
・1学期で見られた課題について、朝学習や宿題、放課後の補充学習で重点的に取り組んでいく。
・2学期の学習内容の中で、1学期の課題や昨年2学期末に見られた課題に関連する単元や内容を洗い出し、きめ細かく授業を展開できるよう準備にしていく。
 

5.全国学力・学習状況調査の活用による指導の改善・充実のための取組

【全国学力・学習状況調査結果から明らかになった自校の成果と課題】
●教科に関する調査の結果
本校の平均値と比較すると、算数Bは全道平均と同等であったが、国語A・B、算数A、理科は全国平均を上回った。また、下位25%と同じ正答数の範囲に含まれる児童の割合も、昨年と比べると減少傾向にある。このことから、本校児童の学力は着実に高まっており、下位層児童の学力の底上げも進んでいるとものと考えられる。
【成果】
 国語においては、目的に応じて文章中から必要な情報を捉えたり、計画的に話し合うために司会の役割について捉えたりすることに成果が見られた。
 算数においては、180°や360°を基に分度器を用いて180°よりも大きい角の大きさを求めることや、合同な正三角形で敷き詰められた模様の中に条件に合う図形を見いだすことに成果が見られた。
 理科においては、堆積作用について化学的な言葉や概念を理解することや、乾電池のつなぎ方を変えると電流の向きが変わることを実際の回路に適用できることに成果が見られた。
【課題】
 国語においては、相手や場面に応じて適切に敬語を使うこと、文の中における主語と述語との関係などに注意して文を正しく書くこと、目的や意図に応じ内容の中心を明確にして詳しく書くことに課題が見られた。
 算数においては、除法で表すことができる二つの数量関係の理解や円周率の意味、示された考えを解釈し、条件を変更して考察した数量の関係を、表現方法を適用して記述することに課題が見られた。
 理科においては、より妥当な考えを作り出すために、実験結果を基にして分析・考察し、その内容を記述すること、電流の流れ方について、予想が確かめられた場合に得られる結果を見通して実験を構想できることに課題が見られた。
●質問紙に関する調査の結果から見られた自校の特徴
【生活習慣】
毎日の就寝時刻・起床時刻はほぼ決まっている児童が全国・全道平均よりも高く、平日の生活リズムは整っている児童が多いことがうかがえる。また、「朝ご飯を食べてこない時がある」と回答した児童の割合は、全道・全国平均よりも高い。
【学習習慣】
家庭で教科書を使いながら予習や復習に取り組んでいる児童の割合は全道・全国よりも高いが、平日に1時間以上家庭学習に取り組んでいると回答した児童の割合は、全道・全国よりも低い。目安である「学年×10 分+10 分」の達成率をさらに上げていくことが課題である。
 

6.

チャレンジテストや全国学力・学習状況調査等の結果から見られる各学年の成果と課題

 【国語】
【算数・数学】
1学年
【成果・課題】
・ひらがなを正しく書けるようになった。
・のばす音や単文作りに課題が見られた。
【今後の改善点】
・ミニテストの実施により課題の定着を図る。
・朝学習の時間を活用し、補充問題に重点的に取り組む。
【成果・課題】
・数の並び方や構成は概ね理解している。
・文章問題(求答事項)に合った答え方ができていなかった。
【今後の改善点】
・授業の中で、問題に合った適切な答え方ができる力を育てていく。
・さくらんぼ計算に向け、あらゆる時間を活用して数の合成と分解を確実に定着させる。
2学年
【成果・課題】
・漢字ミニテストを継続して行うことで、漢字の読み書きをよく身に付けることができた。
【今後の改善点】
・朝学習や補充学習で様々な形式の読解問題に取り組む場を設定し、自分の力で問いの意味を理解する力を育てていく。
【成果・課題】
・基礎基本はよく身に付いた。文章題を作ることも定着した。
・「全てを選びましょう」などの問いに対応できなかった。
【今後の改善点】
・問いの分と答えのつながりを強く意識させるように授業を展開していく。
3学年
【成果・課題】
・漢字の読み書きはできるが、文章全体の内容をつかむことに課題がある。
【今後の改善点】
・説明文の読解の学習において、文章の構成の仕方を細かく説明する。
・説明文問題を宿題や朝学習で重点的に取り組む。
【成果・課題】
・わり算は定着している。
・いろいろな文章問題に対する立式が難しい。
【今後の改善点】
・文章問題は、図や頭でイメージできるように、わからない場合は声に出して問題を読んだり、絵を描いたりする。
・キーワードを教室内に掲示し、算数用語をしっかりと理解させるようにする。
4学年
【成果・課題】
・問題文の意味を正しく捉えられていない。
・既習漢字が定着していない。
【今後の改善点】
・文章問題の取組を朝学習などで繰り返し行う。
・言葉の意味を理解するため、国語辞典を積極的に活用していく。
・ミニテストなどで漢字を確実に習得させる。
【成果・課題】
・わり算の筆算には少し成果を感じる。
・問題文の意味を正しく捉えられていない。
【今後の改善点】
・文章理解、図の読み取りの力をつけるために、宿題や朝学習などで重点的に復習を行っていく。
5学年
【成果・課題】
・全道平均を上回ったが、今後も継続して文を書くことに慣れる必要がある。
【今後の改善点】
・振り返りだけでなく、自分の考えや意見を簡潔な文で書けるよう指導を重ねる。
・漢字正答率をさらにアップさせるため、朝学習におけるミニテストの取組を充実させる。
【成果・課題】
・全道平均と同じ結果であったが、小数のわり算において、全学年の既習内容「商の見当をつける」場面でのつまずきが多く見られた。
【今後の改善点】
・学習してから時間が経っている単元の学習が定着しない傾向があるので、既習事項を常に復習できるような環境を整える。(宿題・掲示物)
6学年
【成果・課題】
・漢字の読み書きの定着が見られる。
・説明文の読み取りと記述の書き抜き問題に課題が見られた。
【今後の改善点】
・引き続き、新出漢字練習とミニテストを実施し、漢字の定着度を高めていく。
・宿題プリントで記述問題の答え方についてのスキルトレーニングをしていく。
【成果・課題】
・説明などの記述問題の無回答が減り、正答率が少しだけ上がった。
・文章題からの立式に課題が見られた。
【今後の改善点】
・数直線を書いてから立式する習慣を身に付けさせるように意識して授業を展開する。
・一単位時間中に説明や自分の考えをノートにまとめる活動を取り入れていく。