学校長挨拶
   夢を継ぐ

 15日間の宇宙飛行を終えた山崎直子さんは無事に地球に帰還しました。
プラネタリウムやボイジャーが送ってきた画像、アニメの宇宙戦艦ヤマト、
銀河鉄道999などが宇宙を志したきっかけだそうです。幼い頃の漠然とし
た宇宙への憧れを、30年ほど経ってから実現させた訳ですから、夢を継ぐ
ことの大切さが伝わってきます。

 私たちは多くの夢をもちますが、現実を前にすると、いつの間にか夢を
夢物語に自ら変えてしまいます。山崎さんは夢を継ぎ、東京大学工学部で宇
宙工学、同大学院では宇宙ロボットの研究に携わり、アメリカのメリーラン
ド大学に留学、帰国後JAXAに入社。入社3年目に2度目の挑戦で宇宙飛
行士の試験に合格しました。合格後は厳しい訓練を受け、宇宙へ出るために
相当な努力をしたと思います。

 地球に戻った時の滑走路上のインタビューで、宇宙飛行は一人の力で行け
たわけではなく、家族の大きな愛情があったこと、訓練やミッションをとも
にしそれらを支えてくれた多くの人々の力があったことへ感謝の言葉を述べ
ていました。とても大切なことです。

 夢を継ぎ、その実現に向けて日々努力すること。そして、それを支えてく
れる周囲の人に感謝すること。こうしたことのできる愛国小学校の子どもを
育てていきたいと思います。

                                       校長 松 澤 孝 治